新型ベンツEクラスのオーナーたるにふさわしい「本当の諸費用」とは?

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フルモデルチェンジを受けた新型メルセデス・ベンツEクラスの出来がかなりイイらしい。「らしい」というのは、自分はまだ乗っていないからだ。

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新型Eクラス上陸の噂を聞いた自分は何日ものあいだ、ヒマさえあれば自宅長屋の郵便受けをパコパコと開け閉めし、メルセデス・ベンツ日本から『新型Eクラス試乗会のご案内』という封書が届くのを待った。しかしそこに入っていたのは常に「薄毛治療」や「出張マッサージ」のチラシだけだった。

そして過日、自分はメルセデス・ベンツ日本からの封書ではなく、知人ジャーナリスト複数のフェイスブックに「本日新型Eに乗りました。とても良かったですよ~」みたいな書き込みがなされたことで、試乗会の日時を知った。悲しくなった自分は『昭和枯れすすき』をフルコーラス歌うことで、なんとか気を紛らわせた。

まぁ歌った後で冷静に考えてみると、業界の片隅で主に中古車に関する与太話ばかり書いている自分のところに、新型Eクラス試乗会の案内が来るほうが、どちらかといえば間違っている。「ま、そりゃそうか」とマインドをリセットした自分は、とりあえず新型Eクラスの価格を調べてみることにした。

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……高い。日本仕様のなかではもっともベーシックなE200アバンギャルドでも675万円である。モロモロのことを考えると、とてもじゃないが購入は無理そうだ。

「や、Eクラスで600万円台ってのはわりとフツーだと思うし、ローンとか残価設定ローンとかを使えば、お前みたいなパンピーだって買えないことはないだろ?」

と言う者もいるかもしれない。その考え方は一見正しいようにも見えるが、わたしに言わせればド素人である。わたしとしては、そやつに「君は車両価格だけで物事を考えるのか? ……なんたるド素人! 喝!」と言わざるを得ない。

しかしそやつはこう返すだろう。「や、もちろん諸費用とかオプションとかもコミでの話だよ! そんなの常識だからわざわざ言わなかっただけで!」

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……そういったことを言っているのではないのだ。そんなのは君が言うとおり常識であって、わたしも今さら話題にしようとは思わない。そうではなく言いたいのは、それなりのクルマを買う際に必要となる「本当の諸費用」についてである。

「本当の諸費用」とは、そのクルマのオーナーたるにふさわしい生活を送るためのコスト一式のことだ。

考えてもみてほしい。もしもわたしが現在のライフスタイルのまま新型のメルセデス・ベンツE200アバンギャルドを買ったら、どうなるか?

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...