ド古いド中古車全般に対しての悪いイメージは、なぜ生じているのだろうか?

公開日:Posted in カーゼニ by

繰り返し述べているとおり普段はあまりクルマには乗らず、もっぱら電車あるいはバスを“マイカー”として利用している自分だ。しかしもちろん、本当のマイカーである初代マツダ(ユーノス)ロードスターに乗らないわけではない。ていうか「クルマに乗るのは土日だけ」というカタギの会社員諸兄と比べるなら、むしろ「乗ってるほう」とすら言えるかもしれない。

そのようにして、たまにではあるがクソ暑い34°Cの日とかに96年式ロードスターに乗っていると、ふと思うことがある。

「そういえば全然壊れねえし、快適だなぁ……」と。

マトモな店で買ってマトモに整備しとけば、そうそう壊れない

自分はもはや中古車に関する感覚がズレてしまっているため、ほとんど何も考えずに96年式ロードスターを乗り回しているわけだが、世間一般はちょっと違うだろう。

もしも「本日は最高気温34°C、湿度90%との予報が出ておりますが、とりあえず21年落ち・走行10万km超のド中古車で東京から栃木まで移動してください。よろしく」と言われたら、「……途中で壊れるんじゃないか? ていうかエアコン効くのかよ?」と、少々ビビるのではないだろうか。

しかし自分の場合は一切何も考えずに「あ、そうすか。了解」という軽い感じで21年落ち・10万km超のド中古車に乗り込み、ボロロンとエンジンを始動させ、栃木まで約100km、往復で約200kmの道を行く。で、普段は特に何も考えないわけだが、時おり冒頭のように「そういえば全然壊れねえし、快適だなぁ……」と思い出すのである。

ド古いド中古車全般に対する世間の悪いイメージと、自分がそれに抱いている良好な(というかごく普通な)イメージとの乖離、いや実態との乖離。それは一体どこからどうして生じているのだろうか?

それはおそらく以下の2点、すなわち「ちゃんと整備してるかどうか」という点と、「ちゃんとした販売店で買ってるかどうか」という点に集約されるのだと思う。

ド古いド中古車だって、ちゃんとした店で買ったモノをちゃんと整備しておけば、そう簡単に壊れるものでもない。や、そりゃ正直たまには壊れたりもするわけだが、「しょっちゅう壊れて、もうまいっちんぐマチコ先生ですよ」というほどの事態にはならないのである。ランチア デルタ インテグラーレとかの難儀な車種でない限りは。

かといって超絶神経質なメンテナンスもしちゃいない

とはいえ、自分の場合は熱烈熱心にメンテナンスを行っているわけでもない。

カレントライフ読者諸兄は薄々お気づきのとおり、自分はクルマ好きではあるが「マニア」ではなく、メカ関連の知識もさほどない。中等学校の「技術」の成績は常に1か2だったのでまともにネジ1本回すことができず、整備作業はすべて丸投げである。

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この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...