渋滞中の車内でできる「普通の中年男」が若者に説教を聞いてもらう方法

公開日:Posted in カーゼニ by

エアギターにエアセックス。世の中にはさまざまな種類の「エア」があるものだが、わたくしはこのところ「エア説教」が流行るのではないかとにらんでいる。

「若く未熟な男に説教する」というカタルシス

や、「流行るのではないかとにらんでいる」というのは完全に嘘だが、事故渋滞などによる「運転中の退屈」に悩まされているドライバー各位にとって、エア説教はこのうえない娯楽というか、ちょうど良い時間つぶしになる可能性大なのではないかと思っているのだ。

そもそも「エア説教」とは何か?

まぁ読んで字の如しの「架空の説教」であり、「渋滞中などの車内で独り、架空の説教相手を脳内にて設定し、その者に向けてひたすら説教や自慢話をする」という行為だ。

人間の――というか女性の心はよくわからない野暮天である筆者であるため、「男の」と言い直そう。男の根源的な欲望にはさまざまなものがあるはずだが、そのひとつに「説教」があるのではないかと、わたくしは思っている。

ある程度の年齢となり、主に仕事における経験・実績を積み重ねた結果、「それなりに」レベルではあるかもしれないが、何らかの自信や方法論をつかんだ中年男。その中年男が、「若く未熟な男」に対して説教をする。まぁ説教というか、正確には人生論ないしは仕事論を語る――といった感じだろうか。

そして自分の人生論ないしは仕事論を拝聴した若く未熟な男が、以下のように大感激し、涙する

「……さすが! 知りませんでした! すごいです! センス抜群です! そうだったんですか……いや今日はホント感激しました! いや~、伊達さんのお話を聞けて本当に良かった! ボクは今モーレツに感動しています!!!」

まぁこの返答はほとんど合コンにおける「モテる女子のさしすせそ」なわけだが、そうだとはわかっていても、中年男にとってこれに勝るカタルシスあるだろうか?

ないのではないかと、わたくしは思う。

前澤社長ではない「普通の中年男」が説教を聞いてもらうには

あわせて読みたい記事

この記事の筆者:伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めた...